日本の消費量を世界と比較して見てみると、総消費量では中国、アメリカ、インド、ロシアに次いで世界で5番目に多く(図2)、また一人当たりではカナダ、アメリカ、韓国、ロシア、ドイツに次いで6番目に多く消費していることが分かります。
この一次エネルギーの多くは、私たちが生活するうえで不可欠な電力に変換されます。
日本の電力使用量を世界と比較すると、中国、アメリカ、インドに次いで4番目に多く消費し、一人当たりの電力消費量ではカナダ、アメリカ、韓国に次いで日本が多く消費していることが分かります。
このように私たちは世界の国々で比較しても多くのエネルギーを消費しているのです。
日本国内での1世帯当たりの電力使用量の推移を見てみると次の通りになります。
1970年には一世帯当たり118.8kWh消費していたのに対し、2010年には302.2kWhと約2.5倍に増加しています。