電力事業課では、これまで説明してきた電力の取引や流通に関する専門的な知識を備えた専属のオペレーターが需給管理システムを活用して、計画の作成、需給監視および需給調整の業務を行います。
2.予測を基にした計画の作成
エコスタイル独自の予測システムによる需要予測および発電量予測をもとに調達計画を立てます。その際に、必要に応じて日本卸電力取引所(JEPX)で電気の取引を行い、その結果を反映させて、需要計画、調達計画、販売計画、発電計画として電力広域的運用推進機関に提出します。
3.需給監視と需給調整
その後、気象条件の変化等に伴う需要予測および発電量予測の変更に応じて、JEPXの1時間前市場などで計画の変更を行います。また、実際に電気の発電と消費が行われている時間帯については、一般送配電事業者から送られてくるリアルタイムの電気の使用量のデータ(同時同量支援データ)および必要に応じて設置した発電量メーターから送られるリアルタイムの発電量データをモニタリング(需給監視)し、その日の需給調整に役立てています。
上記の一連の業務を日次オペレーションと呼んでおり、毎日途切れることなく運用します。