3月は卒業式シーズンですね。
大学などへ進学する方、新社会人として就職する方など、多くの方が新生活をスタートする時期でもあります。そのため、新たな門出に向け引っ越しを検討している方も多いのではないでしょうか。
引越し作業は、今まで住んできた家全体の荷物をまとめるため、とても大変な作業です。クローゼットを開けると、今まで使うかもしれないからと取って置いたものや大切な思い出の品など、たくさん出てくるのではないでしょうか。このような荷物を、すべて持っていくとなると新しい引っ越し先でも整理が大変になってしまいますよね。
そこで、新しい片付け術としてよく耳にするのが「断捨離」。余計なものを思い切って捨て、身も心もスッキリするという整理法の一つで、今では広く浸透しています。
まだ使える物でも、「今使っていない」という基準で捨てる「断捨離」ですが、物を捨てるという行為は、資源を無駄にしているのではないかという心配がありませんか?
実は断捨離も「エコ」に繋がっているのです。
断捨離を進めていくと、要不要の判断力がつき、次物を買うときに本当に必要な物か、今あるもので代用ができないか、と慎重に考えた上で購入の有無を決定するようになります。結果、無駄な物を買うことがなくなり、地球の資源を無駄にせずに済むのです。
また、部屋が片付くことで、間違えて同じ物を買ったり、物を無駄にしたりすることがなくなります。そうすることで、「物を大切にする」という気持ちを養うことができるのです。
断捨離とは、ただ物を捨てるという行為ではなく、物が溢れすぎて無駄にしがちな時代の中で、本当に必要な物だけを選び、物を大切にすることで、今後私たちが生きていく地球環境を考えることに繋がっていくのです。
今一度、本当に自分にとって必要な物を見直し、物にも地球にも優しくなれるよう、今から身の回りの整理整頓から始めてみませんか。