3月14日はホワイトデーですね。
一般的に、バレンタインデーにチョコレートなどを貰った男性が、そのお返しとして、プレゼントを女性に贈る日とされています。国民的なイベントの一つとなったホワイトデーですが、実は日本で生まれたことをご存知でしょうか。
ホワイトデーの起源
ホワイトデーが始まったきっかけは、なんとお菓子メーカーの経営戦略にあったとされています。
昭和50年代頃にお菓子業界が販売促進のために宣伝し、新たな記念日にしようと提案したことが始まりで、以降次第に定着していったそうです。
また、「ホワイト」と付くのは、バレンタインのお返しとして売り出したマシュマロの「白」や、キャンディに使う砂糖の「白」が所以であり、3月14日に決定したのはお菓子業界にとって閑散期で対応しやすい時期だったからとされています。
※ ホワイトデーの起源に関しては諸説あります。
長年愛されているあのお菓子にもエコな工夫が
皆さんがよく知るお菓子に、地球環境を考えたエコな工夫があることをご存知でしょうか。
それは、ロッテが発売している「コアラのマーチ」。
この「コアラのマーチ」には、実はエコな工夫がたくさんほどこされているのです。
誰もが手に取ったことのある、おなじみの六角形のパッケージには古紙再生紙が使用されいます。
また、お店に運ぶ際に「コアラのマーチ」をまとめるための紙トレーは、高さを9㎜低くすることにより、年間で東京ドーム1.3個分もの紙が節約されています。
ほかにも、輸送用の段ボールを軽くしてトラックの燃料を節約するなど、パッケージや輸送にはたくさんのエコなアイデアが取り入れられているのです。
また、「コアラのマーチ」は世界30ヵ国以上で販売されており、すべての国の製品パッケージに「オーストラリア・コアラ基金」のロゴをプリントし、野生のコアラを保護する活動にも力を入れているのです。今、オーストラリアでは山火事や宅地開発などでコアラの生育数が減っているため、植樹や生態調査などをサポートし、環境活動を続けているそうです。
私たちに馴染みのある商品が、このように環境問題やエコの大切さを教えてくれるきっかけになることもあるのです。あなたがホワイトデーに選んだお菓子も、もしかするとエコなアイデアが取り入れられているかもしれませんね。