先日「ホッキョクグマは、今、何を食べている?」という記事を掲載しました。そもそも地球温暖化とは「地球の温度が上昇している」というのは分かりますが、地球温暖化そのものを日常の中で意識したり考えたりした事がないような気がします。
それは、地球温暖化が目に見えて分かるものではないため、人々の意識としてあまり深く考えていないのかもしれません。
そこで今回は、地球温暖化についてちょっとだけ考えてみました。
地球の温度は、過去100年で約0.6℃上昇したといわれています。
地球の温度が上昇することにより北極や南極の氷が解けて、ペンギンやホッキョクグマなどが絶滅の危機にさらされています。
それだけではなく、氷が解けると海の水が増えて海面が上昇し、標高の低い島が海に沈んでしまう可能性も出てきます。
また、気温上昇による降水量の低下で大地は乾き農作物が取れなくなってしまう恐れや、台風・洪水発生率の上昇、蚊の生息域が広がり伝染病が発生するリスクが高まります。
では、地球温暖化の原因って何なのでしょうか?
それは、人間活動によって温室効果ガスが増えた事が原因といわれています。
温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素などがありますが、人間が石炭や石油などの化石燃料を使用することで、二酸化炭素の排出量が増えています。
人間活動が温室効果ガスの増加をもたらしたことにより、地球が太陽の熱を吸収しやすくなってしまい、温度が上昇し地球温暖化が進んでいるのです。
地球温暖化が進むと環境に様々な悪影響を与え、未来の子供たちにとって住みにくい地球となってしまいます。
未来の子供たちのためにも私たちひとりひとりが意識をして、身近に出来る事から始めてみませんか?
例えば、冷房や暖房の設定温度の見直し、アイドリングストップ(標準装備されている自動車もありますね)、シャワーの出しすぎやテレビ・電気のつけっぱなしに注意する、使用していないコンセントを抜くなど、簡単な事からやってみてはどうでしょうか?
私も意識して取り組んでいきたいと思います。